ABOUT子宮について

子宮筋腫とは子宮内の良性の腫瘍で、平滑筋組織にある幹細胞が異常に分裂を繰り返すことによって形成されます。筋腫は平滑筋組織とわずかな繊維製結合組織でできています。

筋腫には、子宮壁の内側にできるもの(粘膜下筋腫)、外側にできるもの(漿膜下(しょうまくか)筋腫)、そして壁の中にできるもの(筋層内筋腫)があります。

筋腫があるからといって、子宮癌になるリスクが高まるわけではないので心配は無用です。良性の筋腫が癌腫瘍になる確率はわずか1%未満です。

筋腫は主に30~40代の女性に多く見られ、閉経すると通常は縮んでいきます。実際には子宮筋腫は50歳までに70%近くもの女性に形成されると言われているほど一般的な腫瘍です。また妊娠の初期に大きくなる場合もありますが、通常は出産すると縮まっていきます。

筋腫の症状がある女性はわずか25%程度で、症状の有無や程度は筋腫の場所、大きさ、数によって異なります。

筋腫は1つだけの場合も、何十個もできる場合もあり、大きさは肉眼では見えないほど小さなものからメロン大の大きさのものまでさまざまです。筋腫が何個もできて拡大している場合には、あばら骨にまで達することもあります。

筋腫の症状には主に次のようなものがあります

  • 腹部圧迫感
  • 生理痛
  • 生理不順
  • 過多月経(多い出血量)
  • 不正出血
  • 鉄分不足
  • 頻尿
  • 便秘
  • 動悸・息切れ
  • 腰痛
  • 不妊/流産

筋腫ができやすい条件は次のとおりです

  • 遺伝
  • 人種(黒人女性に多い)
  • 食生活や環境によってもたらされる女性ホルモンのアンバランス(エストロゲンが多すぎる状態)
  • 高密度のインスリン様成長因子
  • 子供を産んだことのない女性(2人の子供がいる女性の2倍のリスク)
  • 太りすぎ